コーヒーを淹れたときに、ハンバーグのように膨らむのは見ていて気持ちがいいですね。
なぜ、膨らむコーヒーと膨らまないコーヒーがあるのでしょうか。
今回は、膨らまないコーヒーの3つの特徴をお伝えします。
コーヒー豆が焙煎してから時間が経過している
コーヒー豆が膨らむ一番の理由は豆に含まれている炭酸ガスがお湯に触れることによって泡立つためです。
炭酸ガスは、焙煎してから時間経過とともに徐々に減っていきます。
コーヒー豆の鮮度が落ちてくると膨らまなくなってきます。
焙煎日から冷暗所に保管して1カ月以内がよく膨らむコーヒーといえます。
挽いて粉にしてから時間が経過している
いくら鮮度が良いコーヒーでも、挽いて粉にしてから時間の経ってしまったコーヒーは、炭酸ガスが逃げやすく膨らみません。
挽いて粉にしてしまうと、コーヒー豆の表面積が大きくなってしまい、含まれている炭酸ガスが抜けて行ってしまいます。
挽いて粉にしたコーヒーは、早めに飲んだほうが、美味しく味わうことができます。
出来れば、飲む前にコーヒーミルで豆を挽いて淹れると、よく膨らむコーヒーを飲むことができます。
コーヒー豆が浅煎り、または極深煎り
実は、焙煎したてのコーヒーでも煎り具合によって膨らみが変わってきます。
浅煎りや極深煎りは、膨らみが少ない特徴があります。
それは、豆に含まれる炭酸ガスが少ないためです。
煎り具合によって炭酸ガスの量が変わってきます。
買ってきたばかりの豆を自分で挽いたのにあまり膨らまないのは、浅煎りだったり極深煎りの豆だからかもしれません。
さいごに
膨らむコーヒーは、淹れていて気持ちが良いものですよね。
あまり膨らまいから鮮度が悪い、美味しくない、とも一概には言えないので、気をつけたいポイントの一つです。
よく膨らむコーヒーは香りもいいし、淹れていて楽しいです。
自宅でおいしいコーヒーを淹れて楽しんでみてください。