コーヒーの産地としてモカという産地を耳にすることはあるのではないでしょうか。
モカブレンドやモカコーヒーとして有名なモカ。
そもそもどこの国の豆なの?
モカコーヒーの産地、種類、特徴について解説していきます。
モカのコーヒーはここだ!
モカコーヒーとは、大きく言えばエチオピア産とイエメン産のコーヒーのことを言います。
なぜモカと言うようになったのか。
モカの起源は、エチオピアとイエメンで採れたコーヒー豆はイエメンのモカに集められて、モカ港から船で輸出されていました。
それで、エチオピア、イエメンのコーヒーは総称してモカと言われるようになりました。
現在はモカ港は閉鎖されています。
エチオピアで一般的に有名はコーヒーとしてモカシダモやモカハラーなどがあります。
これは、エチオピアの地名が付けられています。
イエメンではモカマタリが有名です。
コーヒー専門店などに行くとモカマタリやモカシダモ、モカハラーなど国の名前ではなく地名で書いているお店があります。
これを知っていると、どこの国のコーヒーなのか分かりますね!
コーヒー豆モカの種類と特徴
コーヒーの発祥の地はエチオピアで、ここからモカ港を経由してコーヒーの種や苗が世界中に流通しました。
なので、品種改良される前の原種のコーヒーが多いのも特徴の一つです。
エチオピアでは、ウオッシュドとナチュラルの両方の精製がされています。
コーヒーの開花は12月~4月頃で、収穫はウオッシュドとナチュラルで時期が変わってきます。
ウオッシュドは8月~12月頃、ナチュラルは10月~3月頃と時期が違うのも特徴です。
エチオピアのコーヒーはすべてアラビカ種となっています。
エチオピアのコーヒーは、際立った香味を持っていて、浅煎りでは華やかな香りときれいな酸味が出ます。
最高品質のイルガチェフェは紅茶のような風味、グジはぶどうジュースのような風味があります。
モカコーヒーであるイエメンもコーヒーの発祥の地
もう一つのモカコーヒーであるイエメンもコーヒーの発祥の地です。
産地は砂漠の多いアラビア半島の山岳地帯です。
イエメンでのコーヒーの栽培風景はほかの国と比べて、土地がやせて見えますが見事な実がなっている不思議な風景が見れます。
イエメンのコーヒーは果実やワインのような香味が特徴となっています。
現在、イエメンのコーヒーは世界情勢の影響などで入手が難しくなっています。
コーヒー豆モカと言っても二つの国や多くの産地があります。
広い範囲を総称して呼ばれているのです。
エチオピアモカシダモG2やG4など、G(数字)がついていることがあります。
これは、品質を表している指標の一つで数字が小さいほどいいコーヒーとなっています。
コーヒー豆を買うときは、ぜひ見てみるといいでしょう。
さいごに
お住いの近くに、自家焙煎店などのコーヒー豆専門店がある場合は、ぜひ足を運んでみましょう。
焙煎日の教えてくれるコーヒー専門店がおススメです。
また、コーヒー専門店は敷居が高く感じてしまう方、行きにくい方は、通販がおススメです。
ネットで申し込むだけで家まで届けてくれます。
当店『豆屋杜のくま』でもコーヒー豆を通販を行っております。
焙煎したてで美味しいコーヒー豆を是非試してみてください。